変化に意識を向けて・・・
スタッフブログみなさんこんにちは!瀧和塾麻生校です。
大学入学共通テスト
さて、突然ですが、「大学入学共通テスト」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
現行の「センター試験」が変わり、2020年度(2021年1月)から実施される予定のテストです。
実際にどのような問題や出題形式になるのかは、ふたを開けてみないことには分かりません。
しかし、2017年に実施されたプレテストを見てみると、センター試験とは大きく異なる問題も見られます。
長年言われ続けた思考力・表現力といった力を問う問題が、随所に見られます。
学校で習ってないと感じるが、実は学習している知識を活用するもの。
問いに対して、文章で答えるもの。
センター試験では見られなかった問いが、出題されるようになってきます。
これらの問いは、ただ覚えておくだけでは解けません。
つまり、日頃からアウトプットする学習も必要になるということです。
大学入試が変わるということは・・・
大学入試で求められる力が変化するということは、必然的に高校入試についても変化が出てきます。
知識を獲得していることは大前提とした問題が、さらに出題されてくる可能性があります。
さて、ここで考えておくべきは、一体何でしょうか?
その一つに、「考える力がどのくらいの期間で身につくのか」ということを挙げます。
まず、そもそも考えるという行為は、決して楽なことではありません。
ただ覚えればよいこととは違い、答えがなかなか見つからないことがあります。
そのため、子どもたちは、考えることからは目を背けがちになります。
しかし、やらずしてその力を身につけることは不可能です。
こうしたことを踏まえると、非常に長い時間を要することは、容易に想像つきます。
次に、考えるという行為には、知識を獲得しているという大前提があります。
つまり、知識を獲得していなければ、そもそも考える機会すら得られないということです。
確かな知識を身につけ、さらにそれを活用することが求められる・・・
まさに、「高学歴社会」と言わず「高学力社会」と言うべきかもしれません。
大学全入時代とも呼ばれる昨今ですが、文部科学省の動きを見ていると、それも終わりが近いかもしれません。
再度、競争の激しい時代が到来することかと思います。