“割合が分からない”は続いていく?
スタッフブログみなさんこんにちは!瀧和塾麻生校です。
先日、スーパーに買い物に行った際に、
「表示価格より3割引き」
というシールを見て、ふと思い出したことがありました。
“割合が分からない大学生”
数年前に一時期ニュースになっていました。
日常生活でも目にするものなので、
分かっていなければ、多少なりとも困ることはあるでしょう。
さらに言えば、社会に出て仕事をするうえでは、
割合に対する理解を抜きにして、数値と向き合うことはできません。
そういえば、このニュースが出たときに、開き直った発言を耳にしました。
「大学生でもできないから、小学生には無理でしょ」
そんなことはないです。
私は少なくとも、私を含めて小学生の時点で割合を使っていた子をたくさん知っています。
当然、勉強を得意とする子の方が多いです。
しかし、親と一緒によく買い物に行く子や料理をする子であれば、
勉強が苦手でも、ある程度は割合を使えていた子もいました。
こうした子たちは、数字に対する感覚を身につけていたのだと、今になっては思います。
少し話は逸れましたが、割合が分からないとどうなるのでしょうか。
日常生活ならまだしも、仕事をしていくうえでは間違いなく困ります。
ですが、割合が分からない大学生もいるということなので、
単に人生を歩んでいくだけでは、分かるようにならないのではないでしょうか?
大人になるにつれ、自然と理解できるようになることもありますが、
割合については“分からないが続いていく”のだと思います。
最後に勉強に関して言えば、割合に限らず、分からないは続いていきます。
特に何もしていない状態であれば、
小学校で分からないことは、中学校でも分からないままです。
中学校で分からないことは、高校でも分からないままです。
これを未然に防ぐ方法は2つしかありません。
①分からなくなる前に行動する
②もし分からなくなったら、すぐに対処する
後で何とかなるだろうと思ったら、それは分からないが続くことへのスタートです。