大切なことは何か・・・
スタッフブログみなさんこんにちは!瀧和塾麻生校です。
大切なことと優先順位
現在、瀧和塾では中学生がテスト対策の真っただ中です。
今週に控えた1学期末テストに向け、いよいよ大詰めです。
と同時に、生徒を見ていて思うことがあります。
テスト勉強は、決して楽なことではないですが、毎日、長い時間、机に向かっています。
時に、塾の仲間と休憩を挟みつつ、メリハリをつけて勉強しています。
それだけ勉強をしているということは、自分にとって楽しい事を我慢しているはずです。
つまり、「今は我慢すべき時」であることを、生徒たちは感じています。
楽しいことも人間にとって大切です。辛いことばかりでは、心がもちません。
ですが、時に我慢が必要な時はあります。
「今はまだよく分からないけど、勉強は大切」という感覚を、生徒たちも感じています。
では、なぜ勉強が大切になるのか。
それは、大人になれば実感することです。
どこまでいっても、子どもの時に実感することはできません。
そして、親からすれば、子どもたちにとって大切なことは、子どもたちの将来だと思います。
そのためには、子ども時代をどう過ごさせてあげるべきかを考える必要があります。
子どもたちに「思い思いの生活をさせてあげたい」という親心は、至極当然だと思います。
しかし、それは決して「子どもに任せっきりにする」ことではありません。
また、「今が良ければそれで良し」ということでもありません。
時に子どもの判断を尊重しつつも、何が1番大切なのか、大人たちは明確にしなければなりません。
つまり、理性をもって物事に優先順位をつけることが必要になります。
しかしそれは、大人なら分かっていても、子どもは間違えるものです。
テスト期間中にも関わらず、全く勉強をしない。
それどころか、漫画やゲーム、スマホに夢中になっている。
先を見据えておらず、物事への優先順位は感情的につけている典型です。
習慣の変化は、すぐには起きません。ましてや、物事に対する考え方は、なおさら変化しません。
いかにして、日常の中で将来とそれに対する優先順位を意識させるのか・・・
そこに対する影響力を持っているのは、やはり家庭になるでしょう。
家庭(=親)の方針や考え方は、子どものそれに大きく影響します。
テストは、勉強に対する洗い直しをする良い機会です。
「まだ大丈夫」は、すでに問題を抱えている可能性が高いです。
理性をもち、先を見据えたうえで、何を優先すべきなのかを洗い直しましょう!