失敗は強者にとっては滋養となる。
スタッフブログ久しぶりに更新しようとするとパスワードが分からない。
他の先生に教えてもらいながらやっとログインです。
今年はもう少し更新します。
さて、今年最初の更新は小説について。
よく保護者の方から子どもにオススメの本をと言われます。
そこで、今年は不定期に私の書棚から本をご紹介したいと思います。
良い本を選ぶ、たった一つのコツ
良い本というものは人によって違います。
また、読むタイミングによっても効果は異なります。
ですので、これから読書体験を広めていこうという人へのアドバイスです。
それは、
文庫本サイズになっているものを選ぶ。
文庫本のメリットは二つ。
まず、文庫本になるって、長く売られている(売れている)からです。
ハードカバーのものって流行りもので残らないものも多いのです。
それに比べると、文庫本は長く読まれて文庫化されるものが多いので良いです。
もう一つは、文庫本は安い。
一緒に対談イベントをした弁護士の先生が言っていました。
「私の先生の教えですが、本は『しみる』ものだから残しておきなさい。」
図書館で借りるのも良いですが、上記のことを考えると、本は手元にあった方が良い。
となると、子供のお小遣いでも手が届く文庫本はたくさん買えます。
よかったら参考にしてください。
サン=テグジュペリ
で、今日の本題。
私の本棚から今日は2冊。
有名なのは「星の王子さま」
大人になってから読んでも、その都度考えさせられます。
元々は絵本ですので、読みやすいものです。
ただ、読み手のレベルによって広がりに差が出る面白い本です。
私がサン=テグジュペリの本に初めて出会ったのは「星の王子さま」ではありません。
当時、私は堀口大学の詩集や訳詩にはまっていました。
そのうち、彼が翻訳を手掛ける本も読むようになりました。
そこで、サン=テグジュペリ「夜間飛行」に出会ったのでした。
男女同権のこの時代にこんな表現をしては叱られますが、若い時分の私の言葉です。
「男とは、かくあるべし!」と心を熱くしたものです。
今日のブログのタイトルはその「夜間飛行」から
送りだした夜間飛行の郵便飛行機が行方知れず。
事業に対しての社会からの攻撃は免れない状況の中
会社の支配人リヴィエールのことばです。
「失敗は強者にとっては滋養になる。」
数々の失敗でくじけそうな時、私はこの言葉に何度も助けられました。