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新元号が「令和」に決まったので

スタッフブログ

瀧和塾 保免校です。

今日は不定期シリーズ「私の本だな」

邯鄲の歩み

という言葉があります。

出典は「荘子」という中国の古典です。

内容は、田舎の若者が都会に出てきて都会人の歩き方を学びに行きます。

ところが、習得する前に田舎に帰ることに。

都会の歩き方は身についていない。かといって田舎の歩き方は忘れた。

そんなわけで、はって帰るというものです。

これは、寓言(例え話)です。

自分を確立せずに他の真似をしていると、自分を見失う。

そんなことを戒めています。

日本最古の歌集「万葉集」

そんなわけで、今日の私の本棚からは新元号の出典元として今話題。

「万葉集」

4月に法律が改正され、これから外国人労働者がさらに増えることでしょう。

それ以前に、観光客の増加などで、ずいぶん海外の方を目にすることも増えてきました。

グローバル化の足音がとても大きく聞こえます。

そんな中だからこそ、自分たちが何でできているのかを振り返ってはどうでしょう。

自分たちの古典に触れること。

そこで、日本的な考え方や文化を再認識する。

それは、外国との違いを知り、認め、仲良く付き合っていくことにもつながると思うのです。

さあ、新元号開始に向けて、漕ぎ出しましょう。

 

熟田津に 船乗りせむと 月待てば

潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな

額田王

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