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プリント学習、自立学習にご用心?

スタッフブログ

保護者懇談会で出た話。

瀧和塾 保免校です。

現在、年3回の定例保護者懇談会を開催中です。

その中で何度か聞くのが今日の題名のプリント学習、自立学習。

自分で考える子に育てる。自力で考えぬく。

これらはとても大切です。

その部分を大切にしていると謳う塾は多く存在します。

それ自体には何の異論もありません。私も賛成です。

しかし、実際はそうなっていない。

なぜでしょうか。

生徒が理解していないくてもおかまいなし。

今日は、プリント学習スタイルが多い小学生を例にあげたいと思います。

プリント学習は、生徒が渡されたプリントを解いて先生に持って行くタイプが多いようです。

これは、勉強意欲がもともと高い生徒には有効です。

そうでない生徒の場合。

算数などであれば、四則のどれかを適当に当てはめて提出します。

式のパターンが少ないので、それでも丸がもらえてしまいます。

考え方の理解をしていなくても正解。

この時、指導者側には割と分かるものです。

本当に理解しているか、適当にやって「たまたま」正解しているのか。

それを「見てみぬふり」をしてしまう。

悲しいことです。

プリント学習や自立学習スタイルで伸びなかったというご相談の多くで見受けられます。

自力で考える子に育てるということは、無関心・放置ではできません。

この指導(という名の放置)を続けると学習難易度が高くなった時、対応できなくなります。

思考力や問題解決力を最初から育てていないので当然です。

ノルマのプリントを仕上げれば帰れるスタイルになると、さらに悲惨なケースもあります。

一緒に遊びたい友達同士で答えを書き写す。

これは、一概に生徒が悪いと言えない気がします。

カンニングは悪いことです。

でも、それが簡単にできてしまうというのは指導側にも責任があるように思います。

小学生などは、特にそうです。

「人が見て居なくても、きちんとする。」

この考えに至るには、きちんとした指導やしつけが必要です。

やりたい放題の中で気づけるほど人は賢くはありません。

むしろ「見て居なければ、何をしてもいい」という考えを育てます。

全てのプリント学習や自立学習がそうではない。

当然、すべてのプリント学習、自立学習の塾がこうだとは申しません。

日夜努力をされている塾、先生方も多くいらっしゃいます。

誤解があってはいけませんので、きちんと申し上げておきます。

どのように見分けるか?

とはいえ、見分けるのは難しいかもしれません。

何しろ、普段、塾に行くのは本人です。

それに、たまの参観授業、見学でそれがバレるようなこともしないでしょう。

特徴としては、小学校のテストなどで

算数であれば、文章題が特に弱い。

あるいは、式が2段階必要な問題になると正答率が各段に落ちる。

国語で全くつじつまの合わない答えを書く。

あるいは、塾のプリントを見ると答え以外の部分がきれいなまま。

(計算したり、図を書いた跡がない、など)

が特徴としてあげられます。

一生懸命指導していただいている途中段階で、理解が追いついてないというケースもあります。

一つの目安としてお考え下さい。

他にもいろいろなパターンがあります。

それらについては、ご相談に来られた方には詳しくお伝えするようにしています。

一旦、間違った学習姿勢が身についた生徒は、修正に苦労します。

生徒の前に立って、解く姿を観察。

視界に入らない後ろに回る。

その途端、不自然な姿勢で机の中のプリントを見ようとしたり・・・

あの手、この手・・・。

最初からこうではなかったろうに、と悲しい気持ちになります。

小学校のうちは、気づかないご家庭も多いです。

けれど、中学生になると成績が急落したりするので、びっくりされる方も多いです。

「おやっ?と思ったら早めの相談をオススメします。」

と、懇談会に来られた保護者もおっしゃっていました。

ウチの子かも?と思われた方は、瀧和塾 保免校までお気軽にご相談ください。

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